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ベクター ベクター W8  (ブラック) 7560万円

公開日: : 未分類 ,

ベクター ベクター W8  (ブラック)

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車両価格:7560万円

http://www.carsensor.net/usedcar/detail/CU3570106504/index.html?TRCD=200002

 

ジェラルド・ウイーゲルが設立したベクター・エアロ・モーティブの第1弾として、1988年に発表された。パーツはもちろん
生産もアメリカで行う、純粋なアメリカン・スーパーカー。チーフ・デザイナーはウイーゲル自身で、15年という長い構想を経て誕生した。
シャシーはチューブラー・スチールにアルミ・パネルを張り、アルミボックス・セクションで組まれている。ボディ・パネルは
カーボン・ファイバーをベースに、ケブラーとファイバーグラスを使用するなど、航空機のアイデア・材料がふんだんに導入されている。

エンジンは、GM社のオールアルミニウム製水冷V型8気筒OHVエンジンをミッドに横置き搭載する。ロデック製ブロック、
エアフロー・リサーチ製2バルブ・シリンダーヘッドを持ち、ボア101.6mm×ストローク92.2mmで排気量は5973cc。
キャレロ製のスチールコンロッド、ローコンプタイプの鋳造ピストンなど、高価ではあるが耐久性を重視したパーツを採用している。
これに、ギャレット・エアリサーチ社の水冷式ターボをツインで組み合わせることにより、最高出力643PS/5700rpm、
最大トルク87.5kgm/4900rpmを発揮し、最高速度352km/hと発表された。空冷式インタークーラーと独立型のウエストゲートを
左右バンクに装備し、最大ブーストは0.67バール。ブーストを1バールまでアップすれば、1000PSも可能という。
組み合わされるミッションは、アメリカンらしく3速ATのみ。ただし、ノーマルではこの大パワーを受け止めることができないため、
GM社製ターボ・ハイドラマチックを改良して使用している。この手のスーパーカーにしては燃費に優れており、
7.5km/リットルと発表された。かなり先進的なメカニズムが採用されており、ラップ・トップのコンピュータを搭載。
パワーモードなどの切り替えを、ボタン操作で簡単に行うことができるようになっている。

サスペンションは、フロントがアルミ製上下不等長Aアームのダブルウィッシュボーン、リアはトレーリング・リンクによる
ドディオンチューブ式を採用。アジャスタブル・ショックはコニ社製で、軽量化にも貢献している。ブレーキは、前後とも13インチの径を持つ
ベンチレーテッド・ディスク。NASCARで使用しているものと同じ、アルコン社のアルミニウム製4ピストン・キャリパーを採用している。
専用デザインのホイールは、3ピースのアルミ製。サイズは、フロントが9.5J×16、リアが12J×16。組み合わされる
タイヤは、フロントが255/45ZR16、リアが315/40ZR16。メーカーは数種類用意されたが、ミシュラン社のXGTプラスがメイン。

エクステリアは直線を基調したウェッジシェイプで、独特の空力特性が追求されている。ノーズにはウインカーとともに、
ドライビングランプとフォグランプが内蔵されている。ヘッドライトはリトラクタブルではなく、カバーが下に降りるタイプで、角目4灯式。
フロントフード内には、巨大なラジエーターが収まる。ワイパーは、2アーム、3ブレードという特殊なタイプ。
ドアは、ランボルギーニ・カウンタックのように前方に開くガルウイングタイプ。ウインドウは、わずかに開く小窓が用意されている。
電動リモコン式のドアミラーは、空力を考慮したエアロ・デザイン。2分割されたサイドウインドウの下部分から、後方を見ることになる。
ルーフは、スライディングルーフの代わりに強化ガラスが使われている。時間はかかるが、着脱することも可能。
サイドウインドウ後方にはフューエルキャップが配置される。ドア後方のエアスクープは、エンジン冷却用。右側の一部は
インタークーラーの冷却用となっている。リアのウイングはダブルタイプ。この下はトランクスペースになっているが、深さはあまりない。

インテリアは航空機タイプの先進エレクトロニクスが導入されており、スピードメーター/タコメーターの数値は
デジタルディスプレイに表示される。それ以外も、航空機のようにすべてディスプレイ表示となっている。シートはレカロ社の本革製
バケットタイプ。センタートンネルは存在せず、シフト/サイドブレーキは運転席とサイドシルの間に配置されている。
エアコン、パワーステアリング、パワーウインドウ、オーディオは標準で装備される。エアバッグのほか、
航空燃料タンクの使用、強固なボディ構造などにより、アメリカのFMVSS(米国連邦自動車安全基準)クラッシュ・テストをクリア。
純粋なアメリカン・スーパーカーを名乗るだけあって、安全性の面も充分に配慮されている。

生産はすべてハンドメイドで行われ、当初は年間100~120台のデリバリーが計画されていた。
しかし、実際には19台が生産されたに過ぎない。日本には、生産13番目の1台が上陸。一時、横浜ナンバーをつけて、
大阪のショップに売りに出ていたようだが、現在は新しいオーナーの元で大事に保管されている。

http://supercarnet.digiweb.jp/File/File-Vector/W8/W8.htm

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